目次
今回は、キッチン家電の代表でもある『炊飯器』について述べていきます。
- 一人暮らしに炊飯器って必要?
- 炊飯器がなくても生活できる?
- 炊飯器以外でご飯を炊く方法は?
炊飯器はご飯が手軽に美味しく炊ける反面、いろんなデメリットも存在します。
今回は、「そんな炊飯器について本当に必要なのか?」を元家電量販店で販売をしていた私が解説します。
*この記事は3分で読み終わります。

自炊の節約効果
そもそも、「自炊」は本当に必要なのでしょうか?
多くの方は自炊は節約のためにしていると言う方が多いと思います。本当のところはどうなのか実際に比較してみましょう。

毎日外食やスーパーを利用して、1食の目安は平均500円

自炊をほぼ毎日しており、週1でまとめ買い。予算は5,000円
上記の二人の場合、毎月の食費は一体どうなるでしょうか?
比較 | Aさん(外食) | Bさん(自炊) |
---|---|---|
1日 | 1,500円 | 720円 |
1ヶ月(30日) | 45,000円 | 21,600円 |
1年 | 540,000円 | 259,200円 |
外食の方がお金がかかることは当然ですが、自炊であれば費用を半額に抑えることが可能です。
また、外食は野菜が不足して炭水化物が多くなる傾向にあります。虫歯や体調不良になっては医療費が多く発生します。
健康が一番の節約!!
野菜を摂取するためにも一人暮らしでも自炊を心掛けましょう。
毎日自炊をしなくても仕事やバイトで疲れた時は外食でOK

自炊と言ったら米を炊く
手取り早く自炊をするにはやはり米を炊くことから始めると良いです。

米を炊いて焼いた肉で食べ、野菜を買ってサラダを作り、レトルトの味噌汁を準備すれば立派な自炊!
自炊が苦手な人や慣れていない方でもこれくらいはできるはずです。頑張りすぎはよくありません。自炊が継続しません。
肉を焼くのが面倒ならサバ缶やスーパーのお惣菜、レトルト食品などを活用して賢く自炊しましょう。
〜参考〜
SAISON CARD『どっちがお得?自炊と外食のお金を比較』

米を炊くには炊飯器が必須?
必須ではありません。
今の時代、炊飯器がなくても米は炊けますし、2分で白米を食べることだってできます。
炊飯器はおいしい炊き立てご飯が炊ける一方で、多くのデメリットが存在します。
デメリットについては次章で詳しく解説していきます。
「健康に節約すること」が大事であり、カップ麺や加工食品ばかりの摂取はNG
それでは、炊飯器について述べていきます。

炊飯器のデメリット5つ

メリットはおいしい炊き立てご飯が食べられる一方、5つのデメリットがあることを理解してください。
- 米を炊くのが手間
- 炊き上がりに時間がかかる
- メンテナンスが面倒
- キッチンが狭くなる
- 米しか炊けない
下記にて詳しく述べていきます。
米を炊くのが手間
炊き立てご飯が食べられる一方、米を炊くのは意外と手間です。
計量カップで米を測る
米を洗い研ぐ
水の量を調整する
炊飯スタート
炊けるまで待つ
炊けたらご飯をよそい内釜を洗う
これだけの過程があります。毎日炊くには面倒くさすぎ・・・
炊き上がりに時間がかかる
炊飯器は米を炊くまでに1時間程度かかります。
ご飯を食べようと思ったら米を炊いてなかった・・・
こんなことになったら地獄ですよね!
あまりにも、時間かかりすぎますよね。タイマーや予約機能を使っている方も多いと思いますが、ボタンの押し忘れなんてことも多々あります・・・。
メンテナンスが面倒
電子レンジは汚れたら拭く程度で都度洗ったりする必要がありません。
それに比べて炊飯器は、米を炊いた後は、内釜やしゃもじを洗い、うち蓋やパッキンの水滴を拭いたり、汚れたら洗う必要があります。
メンテナンスを怠ると故障や炊き上がりの品質が低下します。
ただでさえ、寿命は3〜5年程度と短命の炊飯器の寿命を早めてしまいます。
とにかく自炊を続けるには、メンテナンスは少ない方が良いです。

キッチンが狭くなる
炊飯器は見た目以上に場所を取ります。
ただでさえ一人暮らしのキッチンは狭いです。そこに冷蔵庫や電子レンジ、食器類を置いたらほぼスペースは無くなります。
炊飯器は、蒸気が出るため収納しておくことはできませんし、コンセントが一つ塞がれます。コンセントが比較的少ないキッチンではかなりのデメリットになり得ます。
また、炊飯器は消費電力が大きいため延長コードやタコ足配線は危険です。
単独で使うよう取扱説明書に記載がありますので、注意が必要です。

米しか炊けない
電子レンジは冷食や再加熱、野菜などもチンできて自炊をしない方でも必須のアイテムと言えます。
しかし、炊飯器って使い道少ないですよね。米を炊くぐらい。
いや、パン屋ケーキなんかも作れますよ!!
置き場所をとる割には、ご飯しか炊けない炊飯器は必ずしも必要とは言えないでしょう。

炊飯器なしで白米を食べる方法
前章では炊飯器のデメリットについて述べてきました。では、実際に炊飯器がない場合に米を食べる方法はあるのでしょうか?
今回は、下記3点が一番手っ取り早くてオススメであると結論づけました。
- パック米
- レンジで炊く
- 電気圧力鍋で炊く
それぞれポイントをご紹介していきます。
パック米
一番手軽だが、コストは高い
パック米は電子レンジで2分程度でおいしいご飯が食べられます。今は、密閉技術や製法技術が上がり、品質が以前と比べて格段に上がっています。
手間が少ない分、コストが高いのがデメリットですが毎回、パンやおにぎりなどを購入するよりは安く済みます。
オススメは下記Amazonブランドのパック米です。Amazonだからと言って侮ることなかれ。
こちらの製品はパック米の有名ブランドの『アイリスオーヤマ』が生産しています。
そのため、安心安全でおいしいご飯が食べられます。
[Amazonブランド] パックご飯 秋田県産あきたこまち 180g×24個(白米)
- 1食180gと大盛りサイズのボリューム
- 米の産地で有名な秋田のお米を使用
- 低温製法・密封パックで高品質
一食わずか108円!!
レンジで炊く
短時間で炊けるが、炊ける量は少ない
炊飯器よりも短時間で炊くことができる電子レンジ。専用の容器を使えば失敗せずに美味しく炊くことができます。
さらに、容器はコンパクトなので置き場所に困る必要はありません。
しかし、少量しか炊けないので食べる時に都度レンチンする必要があります。
無洗米を使えばいちいち米を洗う必要がありません。
オススメの容器は、下記ハリオのガラス容器です。ハリオは国内でも老舗のガラスメーカーで色々なガラス調理器具などを販売しています。
HARIO(ハリオ) ガラスのレンジご飯釜1~2合 日本製 XRCN-2-B
- 1合わずかレンジで10分の速さ
- ガラス製で汚れや匂いに強い
- レシピ付きで炊き込みご飯もできる
炊飯器よりも圧倒的に安い!
電気圧力鍋で炊く
安心安全で便利だが、設置スペースは必要
炊飯器よりも便利な調理家電があるんです!それが電気圧力鍋です。
電気圧力鍋は、圧力調理が手軽にできるのでカレーや煮込み料理が短時間で美味しく調理することができる家電でもちろん炊飯もできます。
さらには、なかなか作るのが面倒なチャーシューやローストビーフなんかもお店と同じクオリティーで作れるので、一石二鳥の家電です。
料理な苦手な方でもこれさえあれば美味しく作れます。その一方、設置スペースは必要ですが、炊飯器よりは使い勝手が良いのでオススメです。
オススメの電気圧力鍋はアイリスオーヤマの下記製品です。デザイン性もよく、機能も充実しているにもかかわらず、他メーカーよりも価格が安いのが特徴です。
アイリスオーヤマ 電気圧力鍋 圧力鍋 2.2L 1~2人用 PMPC-MA2-B
- 凝った料理がほったらかし調理
- 火傷や焦げ付きの心配なし
- ガス調理よりも経済的
嬉しい鍋モード搭載!!
炊飯器の処分方法
炊飯器は簡単に処分できます。
自治体によっては家庭ごみで捨てることができます。粗大ゴミの場合でも格安で回収してくれます。
詳しくは今住んでいる自治体のサイトなどでご確認ください。
まだそんなに使っていない場合は、捨てずにフリマアプリに出品したり、リサイクルショップに売るのも良いでしょう。

まとめ
今回は、炊飯器について述べてきました。
自炊の必須アイテムと思われてきた炊飯器も今の時代には便利グッズが誕生したおかげで購入が不要になりつつあります。
これから一人暮らしを始める方は、炊飯器を買わずに下記製品を試してみてはいかがでしょうか。
炊飯器を購入するよりも安価!
- パック米
- レンジで炊く
- 電気圧力鍋で炊く
この3つのどれかを試してみて、やっぱり不便だから炊飯器を買おうとなればそれで良いと思います。
引越しのタイミングで買わずに少し様子を見て検討するのがベストです。
では、また。